プノンペン5

プノンペン5

前回のキリングフィールドと共に、もう一つ訪れなけれなならない場所があります。それがこのトゥール・スレン博物館。(閲覧注意)

ここは昔、普通の高校でした。それが1975年のポル・ポト政権以降、秘密の刑務所となり、激しい拷問が行われていました。私はここを出れば普通の生活に戻れますが、当時の人々は一旦入ったら二度と帰れない場所でもありました。

ここが尋問室。鉄製のベッドがポツンとありますが、ここに拘束されて拷問を受けていました。左側に同じ場所で撮ったと思われる当時の生々しい写真が掲示してあります。床には血の跡も残っています。一人でこの部屋にいると…観光客も少なくシーンと静まり返ったところですが、ここで拷問された人々の叫び声呻き声が聞こえてきます。

ここの校舎のなかが小さくレンガや木で仕切られた独居房になっています。男性が横になるのがやっとぐらいのスペースです。当時のまま繋がれた鎖も残っています。もう、カメラのシャッターを押せる気持ちにはなりませんでした。

とても目を向けたくない場所ではありますが、決して目を逸らしていけない歴史の一つだと思います。